自己受容ってたまに聞くけどなんだろう、本当に効果あるのかな?
よさそうだけど、出来ない、、やり方がわからない
だめな自分を受け入れるなんて出来ないよ。
本当はありのまま生きたい、
自分を好きになりたい
本当は自己否定をやめたい
こんな悩みに答えていこうと思います。
この記事を読むことで
自己受容の意味、効果がわかる
自分を認める方法がわかる
実際に生活に落とし込んだ活用の仕方を学べます。
つい自分を責めてしまう、自分をあまり好きになれない。
落ち込んだ後なかなか元に戻らずに引きづってしまう。
自分を認めたら成長が止まってしまうと思っている。
そんな人は是非この記事を読んでください。
・必要以上に自分を責めることがなくなる
・自分を好きになれる
・周りに優しくなる
・落ち込む時間を短くなり、ストレスが減る
・自分は大丈夫だという感覚が持てるようになる
自己受容が出来てくるとにはこんな効果があります。
現代人に今足りないのは自己受容
自分を認められない、自分を受け入れられない
どこかの調査では13歳から29歳までの日本人で「自分に自分自身に満足している」人は約45%という調査結果があります。半数以上が自分に満足をしていない。
海外だと同じ質問で満足が約8割になります。
もちろん、よそはよそかもしれません。
ですが過去僕自身もそうでした。自己受容とうのが出来てなかったしそもそも知らなかった。
この自己受容のスキルを身につけてから本当にチャレンジが出来るようになりました。
ちなみにやり方は後述しますが、この自己受容はスキルなので慣れで誰でも出来るようになります。
やり方を話す前にそもそも自己受容とは何か?
意味や効果をを説明します。
自己受容とは何か?
自己受容とは「自分を受け入れること」です。
自分って、いい部分も悪い部分も含めてあると思うのですが、それは全部含めて自分です。
それを認めて受容すること、これが自己受容です。
こういうと悪い部分は直さなくていいの?という疑問が湧くと思います。
たしかに悪い部分を改善していくから成長をするというのも正解です。
どちらにせよ改善をしたいのであれば、まず「悪いところ」を受け入れる必要があります。
自己肯定と自己否定
自己受容とごっちゃになりやすい考え方で「自己肯定」と「自己否定」があります。
自己肯定
自分のポジティブな部分を見ること、自分のいい部分を認めること
自己否定
これじゃあだめ、なんで出来なかったの?だからだめなんだよ。そんなことも出来ないの?と自分にダメ出しすることです。
自己受容とは肯定も否定も全部受け入れるということです。
無理なポジティブ思考や、ネガティブを直そうということではありません。
それって難しくない?やっぱりネガティブな部分はよくないし、認めるなんて出来ないよ。
そう思う気持ちもわかります。
過去の僕もそうでした。
悪い部分を直さなきゃ、認めたら成長なんてしない。
自分を認めるってことが出来ませんでした。
この自己受容というのは、自分全部にOKを出すということです。
自分のOKを出せないと先に進めない。
近い意味で自己肯定感というのがありますが、これは別記事で紹介しています。
>>自己肯定感を上げて自信をつける方法
自己受容でもっとも大切なのは、悪い部分も受け入れるということです。
なぜ自己受容が必要なのか?
自分を無視し続けると、一時的にはいいかもしれませんが、いずれかは崩壊するからです。
自分の嫌な部分を直そうとするあまりに、過剰に意識が嫌いな部分にいってしまい、自分の嫌な部分をずっと探すようになる。
人間の脳は意識したところの情報を優先的に拾ってくるという機能があります。
自分の嫌いな部分を認めずにいると、いつも気になってしまう。
いつも気になってしまうから、どんどん悪い部分、嫌な部分を探してきてしまう。
その結果、自分の嫌いなところが目立ちすぎて、どんどん自分が嫌いになってしまう。
自己受容があがるとどうなるのか?メリット
改めて自己受容が上がると起こるいいこと
・必要以上に自分を責めることがなくなる
・自分を好きになれる
・周りに優しくなる
・落ち込む時間を短くなり、ストレスが減る
・自分は大丈夫だという感覚が持てるようになる
自己受容の仕方
それでは、自己受容というのは実際にどうやるのかを解説していきます。
まずは
step
1自己受容の考え方
step
2やり方
step
3日常生活での活用への落とし込み方
この順番で話していきます。
自己受容の考え方
改めて前提はですが、自己受容とは自分を認めることです。
いい部分、悪い部分を含めて、出来ない自分にもOKを出すということになります。
いい部分だけを見よう、なんでもポジティブに変換しようということではありません。
自己受容のやり方
具体的なやり方ですが、基本的には
出来ている自分には、出来ている部分を「客観的」に見てOKを出す。
客観的にといったのは、自己受容においてはまだ足りないとか、全然だめとかそういう話ではなくて「事実」として受け取るということ。
出来ない自分にも、否定せずに一度受け入れることです。
もし、満足が出来ない結果だとしても、嫌だなって感じることをやったり、嫌な自分が出てきてしまったりした後でも「自分を否定しないで受け入れる」ということ
自分に寄り添うということをやります。
自分に寄り添うとは
まずこの寄り添うという言葉ですが、
「相手の心、気持ちや、感情に寄り添う」といったように、わかってあげる、理解してあげる、共感する、気持ちを汲む。
といった意味で使われます。
具体的には家族の気持ちに寄り添う、落ち込んでいる友人に寄り添うなど使われることが多いです。
その対象を「自分」にしましょう。
自分を一番大切な家族やパートナー、友人だと思って接してあげましょう。
その時にかける言葉は
「なんでだめなんだ」
「いつも失敗ばかり」
「それじゃあ成長出来ない」
といった言葉ではないはずです。
自分の気持ちを理解して、もっと自分に優しい言葉をかけてあげましょう。
失敗してもいいんだよ、がんばったよねという言葉をかけてあげてください。
これが自分を大切にするということであり、自己受容はそこから始めります。
感情を認める
そんなことを言ったら何も成長出来ないんじゃ?結局何も変わらないんじゃ?と思う方もいると思います。
もちろん、ただただ自分に甘くしろと言っている訳ではありません。
三日坊主でいいし、失敗してもいい、ダイエットが続かなくてもいい、喧嘩しちゃってもいい、コミュニケーションが下手でもいい、自分を責めちゃってもいい
いいんです。
全部OKです。
理由はすごく単純なのですが
「出来ない自分を責めても、出来るようにならないから」
自分の中で出来る自分と出来ない自分が喧嘩している状態です。
この喧嘩状態を出来ない自分を一方的に敵にして黙らせるということ自体がうまくいかない理由なのです。
繰り返しになりますが、自己受容というのは「出来る部分も、出来ない部分も全部認めてあげる」ことです。
出来てない自分にもOKを出して、居場所を与えてあげます。
まず自分の中にいてもいいんだよと言ってあげる。
その上でどうなったらいいのか?ということを最終的に考えたいのです。
僕がそうだったのですが、自分に厳しい人、すごく真面目な人はそんな甘いこといってって思うかもしれません。
ただ少し考えて欲しいのですが、成功者の自伝や周りの経営者やうまくいっている人って自分を追い詰めろ、自分にダメ出しをしろ、出来ない自分を責めろっていっているでしょうか?
ほとんどが失敗してもいいからとにかくやろう、完璧を目指さない、うまくやろうとしないでとにかくやってみて改善をしていこう。
といったことを共通して言っています。
だから自分にひたすら厳しくするよりも、自分に寄り添って力を発揮する方がトータルで見て何倍も建設的です。
日常生活での活用の仕方
ここまで概念的な話、やり方を話をしてきましたが、最後に日常的で活用するにはどうすればいいのか?という話をします。
具体的には自分の感情に寄り添います。
僕が思う自分に寄り添うことの、日常的な用途としては
「自分へのダメージを減らす」
「失敗しても立ち直りが早い」
「次も挑戦する勇気を持てる」
「安心して日常を送る」
いろんな意見があると思うのですが、
メンタルが安定する
次の行動を起こしやすくなる
だと思ってます。
例えば勉強をサボってしまった。という時に
・サボってしまう自分はだめなやつだ。
・サボってしまってもしょうがない。
葛藤が生まれますよね。
この時にどう感じるでしょうか?日常の小さな感情を気付くこと、自分がどう感じたか?に目を向けるクセをつけることが大切です。
そしてその感情に寄り添ってあげる。
上記だと例えば
単純に「勉強サボってもいいんだよ」とやるよりも「勉強サボってしまったんだよね、そんな自分が嫌だよね。わかるよ」と
どういう感情になったのか?
→その感情わかるよ。と自分に寄り添うことが大事です。
といったように、仮に自分を責めてしまっても、一歩引いてかんばっているよねって思ってあげる。
一回じゃうまくいかないし、最初は慣れないかもしれないけど、筋トレみたいなものなので継続をしていくと誰でも身につけることが出来ます。
自己受容が出来ない!って場合でも、出来なくてもいいんだよって思うと気持ちが楽になります。
是非やってみてください。